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2020年2月21日

最新MRグラス”HoloLens2″を体験したついでに、MRアプリを2日間で企画・開発してみた件

ブログ_MRアプリを2日間で企画・開発してみた件記事サムネイル

ジーゼでは、VR・ARやMRグラスのコンテンツ企画・制作にめちゃくちゃ力を入れています!

そんな「xR熱」がジーゼを現在進行系で包む中、 とある社員がこんなイベントを発見…

画像:イベントサムネイル

「Osaka HoloLens “2” ハッカソン2020」~豪華ゲストも登場!複合現実の近未来世界を体感できるアプリを2日間で制作してみよう!~

このイベントが共有された直後、社長から「参加費出すから参加できる人みんな参加してきて!」と大号令がかかりました。

参加者の枠が決まっていたので、抽選で惜しくも外れた社員が数名いたものの、ジーゼからは4名が参加しました。

以下、ハッカソン当日の様子です。


画像:ハッカソン当日の様子

開催場所は「毎日放送」の1Fのホール。
到着直後にお出迎えしてくれたのは、日本に数百台程度(2/8時点)しか出回っていないと言われている「HoloLens2」がなんと5台!

触りたさを必死で抑えながら、開会式などが終わりアイデアピッチとチームビルドを行うことに。

アイデアピッチでは、事前に各々がHoloLens2でやりたい企画(アイデア)を持ち寄ってみんなの前でプレゼンをします。
みんなのプレゼンを聞いた後で、どのテーマで開発していきたいかを選び、有志が募れればチームとして成立してめでたくチームビルドとなります。

画像:プレゼンの様子

こんな感じでみんなの前で自分のアイデアをプレゼンします。(写真は弊社エンジニアの大槻が話している様子です)

その結果、11のアイデアから最終的には5つのアイデアの元に人が集いチームが結成されました。 チームが結成された5つのアイデアはこちらです。

  1. AED訓練MR:AEDの使い方をMRグラスを使って教えるアプリ
  2. HoloGuiter:HoloLensでギターを出現させ、バーチャルでギターをリアルに演奏しようというアプリ
  3. 身近な近未来/飲食店:行きたいお店を選び、道を案内してくれるアプリ
  4. 空間の記憶:現実の3D空間を写真のように記録して、見返すことのできるアプリ
  5. アナウンサーに寄り添う生活:美しい/可愛い憧れのアナウンサーをMR越しに表示させ、日々の生活をサポートしてくれる男の夢を詰めた未来あるアプリ
画像:チームMTGの様子

ちなみにこちらが私が参加したチームです。
1-5のどのアイデアに参加したかというと…

「アナウンサーに寄り添う生活」

夢を選びました。

そんなこんなで、「アナウンサーに寄り添う生活」企画の詳細を詰め、2日間という短い期間で何ができるかを逆算しながら開発が進んでいきます。

ハッカソンの最後には、成果物をみんなの前でプレゼンをする必要があるので、なんとかそこまでに人様に見せることができる成果物をと、みんな必死になっていました。

画像:チームの開発風景

私が参加したチームの開発風景です。
チームメンバーは全員で8名。5名がプログラミングができる方で、2名は大学で情報系の学部にいた方でした。

残り1名の私だけが、何一つプログラミングができないというチーム構成になっておりました。 お荷物にだけはならないように、必死で企画設計やプレゼン資料を作りました。

時は流れ、
1日目が終わり、2日目の開発が終わり最終発表に。 (私が所属したチームメンバー1人は夜通し作業をする「もくもく会」に参加していました。)

画像:「アナウンサーに寄り添う生活」プレゼンの様子

最終発表の様子です。どんなものを作ったかというとこちら!

画像:プレイ画面①

まずは、HoloLens2を被ってアプリを起動させると目の前に表示されるUnityちゃん! (流石に2日間でアナウンサーのモデリングとモーション作成はできなかったので困ったときのUnityちゃんです)

画像:プレイ画面②

このUnityちゃんが生活をサポートしてくれる項目がこちら!

  • おはよう(押すとおはようと言ってくれる)
  • 朝ごはん(朝ごはんを選んで注文できる)
  • ニュース(ニュースが表示される)
  • 天気(今日の天気が表示される)

画像:プレイ画面③

ニュースボタンを押すと今日のニュースが表示されます!

画像:プレイ画面④

朝ごはんボタンを押すと、朝ごはんの3DCGと解説が目の前に表示されます。掴んで注文もできます!

画像:プレイ画面⑤

天気ボタンを押すと天気予報が確認できます!

個人的には、2日間でまずまずのものができたのではないかなと思います。

まとめ

Osaka HoloLens “2” ハッカソン2020の2日間での経験は非常に貴重なものでした。
最新デバイスの「HoloLens2」に触れることができるのはもちろんですが、VR/ARやMRグラスに精通されているエンジニアの方々が多く参加されており、その方々の知見に触れる機会がより魅力的な場でした。

これでジーゼのVRやAR、MRグラスコンテンツ開発の熱量とスピードが飛躍的にあがりそうです!