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2019年6月7日

新規事業の立ち上げから学べること

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事業の立ち上げを中心としたキャリアとは?

こんにちは株式会社ジーゼ代表の鈴木智洋です。
私自身のキャリアを振り返ると事業の立ち上げを中心としたキャリアだったといっても過言ではありません。そこで今回は、事業立ち上げを多く見て、経験してきた“私の考え”についてお伝えさせていただきます。

改めて、簡単にこれまでのキャリアと経験をご紹介させていただきます。

①「野村證券」で法人営業
多くの経営者とビジネスモデルを見てきました。新規事業の立ち上げはもちろんのこと、そこからの成功や失敗なども最前線で知ることができたため、大手企業や事業の目利き力が養われました。

②「ドリームインキュベータ」で投資先発掘・デューデリ・投資実行
年間100社をこえるベンチャー企業の投資検討と経過確認を行ってきました。ここでは野村證券にいたときとは異なり、勢いと柔軟性のある企業と事業を多く見ることができました。そこからベンチャー企業や事業の目利き力が養われました。

③「DeNA」で新規事業立ち上げ担当
モバゲーオープンプラットフォームの立ち上げを行いました。ここでは、これまで外から関わっていた大企業での新規事業立ち上げを、主体となり経験することができました。

④「ジーゼ」創業から現在
創業者としてゼロから始まり、現在では100名までの企業に成長させることができました。今年10年目でベンチャー企業での事業立ち上げとしてゲーム事業、海外人材事業、教育事業の立ち上げを行いました。

「事業の立ち上げを中心としたキャリア」と聞くとなんだかかっこいい印象を持っていただけたかもしれませんが、実はジーゼを創業してから

失敗の連続でした…

事業を進めていると次から次へと大きな問題がふりかかってきます。
この問題に立ち向かうためには“殴られても殴られても前に進むボクサー”のような精神力が必要になってきます。なぜ精神力と表現したかと言いますと、頭が良すぎても辞める理由をロジカルに考えついてしまいそこで諦めてしまうことがあるからです。

そのため、ダメでも、殴られても、笑って踏み出していく図太さが必要です。この「意地でも倒れないぞ」という精神力が経験として累積していきます。

しかし、

”事業計画をたてて⇒実行⇒問題点をチエック⇒軌道修正”というPDCAを回す中で、数値管理能力や戦略策定能力のようなテクニカルな能力の方が大事ではないかというご意見もあるかと思います。
もちろんテクニカルな能力も必要なのは確かです。

ですが、

これまでの私のキャリアで、企業の新規事業やスタートアップが事業撤退するときは、経営陣にテクニカルな能力が欠如していたからというよりも、途中であきらめて自ら幕引きをしてしまう方が多いと感じています。それゆえ、テクニカルな能力も重要ですが、それ以上にあきらめず粘り強く戦い抜くマインドや精神力を養うべきだと私は考えます。

さて、ジーゼは今年創業10年目という節目を迎えていますが、創業時から掲げていた“アジアのHollywoodを創ろう!”という壮大な目標からはいまだ遠く道半ばです。この目標の実現に向け、より強固な事業を創り出すべく新たな挑戦をします。

  • このジーゼの新たな挑戦にご興味がある方
  • 事業家として成長したい方

ぜひご応募ください。

私がこれまで培ってきた経験と知識、そして約10年殴られ続けて培った累積経験のすべてをお伝えします。